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京都「ルクラブジャズ」・Mostly 関西ツア- 2002 with 愛川篤人

posted Posted:'02.11.10 (Sun)

[スケジュール]
10/18(金) 京都祇園:サントロペー
Guest:片山恵依子(ボーカル)
10/19(土) 奈良吉野:宝の家
10/21(月) 神戸:ビッグアップル
Guest:嶋本高之(トランペット)、樋口広大(ドラムス)
10/23(水) 京都:ルクラブジャズ
Guest:片山恵依子(ボーカル)、東敏之(ドラムス)
10/25(金) 静岡:富士ケルン
Guest:片山恵依子(ボーカル)、松田広士(ドラムス)
11/01(金) 東京:上野GH9
Guest:池田篤(アルトサックス)、原 大力(ドラムス)

京都「ルクラブジャズ」・Mostly 関西ツア- 2002 with 愛川篤人 10月20日、嶋本高之氏とリハ。吉野から近鉄線で天王寺へ。駅に迎えに来てくれた。(え?本当に嶋本くん?ずいぶん貫祿づいたなぁ。2児のパパになってたのだ。)
 そこから5分ほどでスタジオ。って言っても嶋本くんのおじいちゃんの家。中庭もあってなかなか渋い家だ。いや、トイレでおバケが出るというウワサも。ピアノが2台もある。いいな、こんなとこで練習できて。
 譜面が苦手と言っていた若干21才の樋口広大君(ドラム)だが、なんだバッチリじゃん。車の中でもCD聴いてくれて練習してくれたんだね。オバサン嬉しい。
「アレ、からだ調子いい!」
なんか彼等とリハしてたら時差ボケがすっ飛んだような不思議な感覚だった。若いエネルギーっていいね。(何かイヤラシイ?)リハのあと嶋本くんの黄色いベンツ!で神戸のホテルへ移動。最高の乗り心地だ。あの高速も気持ちよかった。

 23日はルクラブの日。
時間があるのでちょっとお出かけ。去年も訪れたお気に入りの店「自休菴」へ。このお店はアメリカ人にも人気のお店だ。ご主人はヴァイオリンを、そして奥様もピアノを弾かれるそうだ。なんと奥様は音大の先輩だった。
 おみやげを購入して、妙心寺も覗いてみる。その日は何かの式典らしく、法堂は見られなかったものの、静かな庭園(写真 ←)に入れた。畳の間でしばしくつろぐ。宿に戻って休憩。 さぁ、仕事だ。今日はドラムに東敏之さんだ。楽しみ。歩いてルクラブへ。お店に入るとオシャレないい感じ。やさしそうなマスターが自転車で登場。

バリー・ハリスのワークショップ 本番前に曲順チェックしてると、知らない男性(後に谷脇氏と判明)から「はい」と渡された一枚の写真。バリー・ハリスのワークショップの様子で、なんとその中に私がいるではないか。いつのまに?嬉しい!貴重な写真をありがたく頂戴する。とってもいい写真ですよねー。そこに先程の「自休菴」のご主人と奥様が登場!お忙しいのに、ありがとうございました。

エレーナさんのお客さんもどんどん入ってくる。超満員だ!
またMCで緊張。でもたくさんのお客様にも支えられて最高に楽しいライブになった!東さんのサポートで締まったトリオに、エレーナさんもノリノリ。インストとのかけあいスキャットも水を得た魚のよう! 
 終わってから東さんに
「昔、ニュースクールでファンク・ショップっていうクラスの先生だったドラムのバーナード・パーディ(アレサ・フランクリンの元夫)が
、『ドラマーってのはカーペットのようでなきゃいかん。みんなが心地よくプレイできるように地面にカーペットしいてあげなきゃいかん。』
って言ってたけど東さんってホントそういうドラマーですね。」って私が言ったらなんと、

「ぼくパーディのファン」
と言ってポケットからパーディの写真が出てきた。え?こんな偶然ってあるんですか? びっくり! ステージ終わってから、ウシシとお金の勘定するエレーナさんの図(写真 右下)もなかなかでしょ。お疲れさまでした。

エレーナ
[エレーナのひとこと]
【ル・クラブ・ジャズ】
井上智氏のツアーでもお馴染みのドラマー東敏之さんは、ほんとに素晴らしいプレイ ヤーです。
すっかりのせていただいちゃって。。。「Mas que nada」なんて多分由香さんたちには珍しい選曲だったのでは?でもすごく緊張感あって良かったね〜?
篤人さんフィーチャーの「Gravy Waltz」、カッコよかったですう。由香さんこそノリノリ(これってちと古い?)でしたよ!皆まとまって演奏できたように思います。
私の古い友人達にも感謝。「やり手婆さん」みたいな私の姿は忘れてください。。。