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ニューヨーク・ソング・ブックツアー 2001

posted Posted:'01.11.01 (Thu)

[スケジュール]
10/15(月) 札幌:アフター・ダーク・カフェ
10/16(火) 旭川:フォルテビバ
10/17(水) 釧路:プリンスホテル『ワインとニューヨークジャズナイト』
10/18(木) 帯広:バーラウンジ・エルトーバー
10/19(金)-10/20(土) 津別:チミケップホテル


札幌「アフター・ダーク・カフェ」にて  札幌でのライブはアフターダークフェというところで行われました。
夜の8時からということでその時間に間に合うようにいったのですが,そこに行くのは初めてだったのでちょっとまよって遅れてしまいました。
 慌てて店のドアをあけると「こんにちは」という少しすました声。 由香さんと(いつもはゆうと呼んでますが)私はそんなにかしこまった関係ではないのにへんなの〜と思いながらも「ゆう、私だよ」と言うと 「あっ間違えた。元気だった」とかなりリラックスしたムード。
 地元ミュージシャンとのセッションなので演奏の打ち合わせなんかやらなくてよいの?と私の心配をよそに8時を少しすぎたぐらいに演奏が 始まりました。
地元メンバーで参加していたのは瀬尾高志さん(B)池田伊陽さん(G)黒田佳宏さん(D) 他にも飛び入り大歓迎ということで10人近くの方がかわるがわる演奏したのではないでしょうか。
 何が起こるかわからないウキウキ&ドキドキのセッションならではの 楽しさを私も久々に味わいました。
オール・ザ・シングス・ユー・アー
イン・ユア・オウン・スィート・ウェイ
オータム・イン・ニューヨーク
プレリュード(サー・ローランド・ハナ)
フット・プリンツ(ウェイン・ショーター)
ビリーズ・バウンス(チャーリー・パーカー)  
などの曲が演奏されました。

 「オータム・イン・ニューヨーク」は彼女がニューヨーク住在ということもあって
彼女なりの思い入れがあったのではないでしょうか。ニューヨークに行ったことのない私は曲を聴きな がら自分勝手にニューヨークのイメージをふくらませながら聞きました。ニューヨークでテロがあってそんなに時間がたっていなかったということもありそのために苦しんでい る人たちへの応援メッセージのような気がしたのは私だけでしょうか。
 この曲が始まる直前にちょっとユニークな出来事がありました。その場で由香さんから コード進行か何か渡されたベースの瀬尾高志さんがエッ?というような表情になりとたんに演奏がはじまりました。あれ?どうしたの?っていう感じだったのですがそこはプロ。なかなかの熱演でした。

 「プレリュード」は彼女の恩師であるサー・ローランド・ハナの曲で由香さんのピアノソロで演奏されました。しっとりした中にも力強さを感じる演奏でした。彼女曰く「ローランド先生本人のプレリュードは泣ける・・・・・」とのこと。みなさんも一度聞いてみてはいかがでしょう。
 何曲か演奏された中でも私の意表をついたのはチャーリー・パーカーのブルースで「ビリーズ・バウンス」でした。少し照れくさそうに登場した工藤孝史さん(札幌大学経済学部教授)は尺八での参加です。トリオ+ギター+尺八という構成で演奏されましたが、尺八の渋い音がなんともマッチしていました。

津別町、チミケップホテル
 チミケップ湖は北海道津別町にある山の中の静かな湖です。一件だけ可愛いホテルがあり、今回の2日間にわたる里帰りライブ(と、呼んでおこう)の会場でした。
 舗装されていない道路をすすみ、月明かりの中ホテルにつくとホールには暖炉の火が燃えて、テーブルの中央にピアノがおかれていました。落ち着いた雰囲気の中まずはフランス料理のバイキングをたべながら由香さんの登場を30分ばかり待ちました。

 ニューヨークソングブックツアーと題された今回のツアーはスタンダードナンバーをとりまぜ、Jazz初心者の自分でもどきどきするほどの感動的なライブでした。 ご本人のやわらかい優しい雰囲気は演奏が始まると、素敵な音楽となって僕たちを取り囲むかのようでした。ニューヨークでのいろいろな想い(9月のテロ事件も体験されているし・・)が伝わってくるかのようでした。ビリージョエルのおなじみのナンバー。
 「ニューヨークの想い」という曲でライブは最高潮にもりあがり、あっと言う間にライブはおわりました。気軽にファンの人たちに混じってお話しされたり、サインしている姿はとても親しみやすく感じました。(僕もCDまた買ってサインしてもらっちゃった!)外に出ると、月がすごい明るくそしてまた静寂な夜がチミケップ湖に戻ってきていました。
(記/mikech)

 チミケップホテル一緒ににライブにいったAjiro君がメールで感想をおくってくれましたので転載させていただきます。
 チミケップホテルにて 今日は20数年降りに由香さんに逢える、 何か緊張!
 私自身正直ジャズは殆ど聞いた事が無かった。今回日本ツアーの話を聞いて、友人に早速CD(アルバム)を録音して貰ったMDを聞きました。凄く良い!!どうして今まで聞いた事無かったのかな。ジャズって色々あるけど、このアルバムはどんな人が聞いてもすんなりこの世界に入れると思う。特にドライブで流す音楽には最高に良いんじゃないかな。
 私と由香さんとは中学の同級生、私達の通っていた北見市立北中学校は当時合唱に力を入れてた、私達のクラスも例外ではなく合唱の日々。由香さんはよく伴奏をしていました、その力強い鍵盤のタッチには関心させられた。それが今はニューヨーク在住のピアニスト。今回の凱旋帰国(そう言ってもいいでしょう!)この北見に帰って来る、チミケップ湖には何回も行ったが、ホテルは初めて。
 実に可愛らしいプチホテル、静に波打つ湖、月や星ぼしが暗闇に光って神秘的な日、そのロビーホールにグランドピアノ。演奏が始まった、お客はそれぞれのスタイルで耳をかたむけて居た、最高の夜でした。私はそんな同級生の一人として誇りに思います。

 これからも、皆様由香さんを応援して下さい、そして森羅万象を聞いて下さい。一人の友人として、私設ファンクラブの会員(勝手に思ってます)としてお願いします。
(記/ajiro)