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愛川由香サマーライブ 2014 in JAPAN-ツアーレポート-

posted Posted:'14.08.25 (Mon)

愛川由香サマーライブ2014
【デザイン】安井雪絵

2014年8月3日
今年のサムタイム・ライブは何かが違ったって、いろんな方から感想をいただきました。ライブの2日前に新宿ピットインのジャムセッションに参加し、進行役で私の最初のジャズピアノの先生である寺下誠氏にたぶん15年振りぐらいに再会しました。
また翌日には、国府弘子さんのピアノ講座に参加して、ヒロコ・パワーをもらってきました。
どちらも参加されていた方々が、とてもジャズに熱心で、一生懸命さがとても新鮮でした。このお二方にライブ前にお会いできて、原点に戻れたのが良かったのかな、というか、私にとって必要だったんですね、きっと。

実は昨年のツアー中、すごく落ち込んで、もうここまでかな・・・とも思ったんだけど、ヒロコ師匠にお尻を叩かれ(?)最後の入善タイムのライブは進退をかけてのぞみました。そしたらすごくお客さんによろこんでいただいて・・・で、もう少しいけるかな、と思い直しました。

なので今年はそのときのメンバーでスタートしました。サムタイムはおかげさまで今年もたくさんのお馴染みの方々や、はじめての方も来てくださいました。久しぶりに「森羅万象」からもメドレーで3曲演奏しました。
「オリエントエキスプレス」、久々に弾きました。海野くんのドラムソロ、かっこよかったですね。
寺下誠さんの「イーハトーブ」よかったよ、とお店のマネージャーさんから言ってもらって嬉しかった。(彼女は寺さんや弘子さんの演奏をこのお店で昔から聴いていらっしゃるわけで、そこで私も演奏させてもらえるのはとても嬉しいことです。)
マル・ウォルドロンのリクエストもいただいたりして・・・マルに捧げるつもりで弾きました。そう、弘子先生の講座の宿題「人に気持ちを伝える」ということを思い出しながら・・。

2014年8月5日
神戸でのライブは2度目ですが、「よろずやそうべい」さんははじめて。
1セット目はトリオで、2セット目はボーカルの畑中孝子さんのオリジナル曲、という構成でした。最初にトリオでストローリン(ホレス・シルバー)を弾きました。

あとで打ち上げのとき聞いたのですが、来てくださっていたピアニストの小川さんが気に入ってくださいました。
なんと彼は、私が翻訳したピアノ教則本(A.T.N.出版)をお持ちで、あの本の翻訳者だ、と気がついて来てくださったそうです。しかも著者のMark Levine氏のレッスンまでとられたそうで、ここにも熱心な方に遭遇。



この日のドラマーはみっちゃん、こと光田じんさん、人情味豊かな楽しい方でした。孝子さんは、同じくローランド・ハナ門下生で、オリジナル曲はニューヨークでも何度か弾き語りで聴かせていただいているのですが、日本語歌詞の素敵な曲を書いていらっしゃいます。
今回は私が伴奏することになり、少々緊張してしまいましたが、みっちゃんの好リードで楽しかったです。うちあげでギターの樫本さんが連れてってくださった「バンブー」というおしゃれな北野のジャズ・バーも素敵でした。



2014年8月6日

そしてラストは京都「む〜ら」でエレーナさんとライブ。
な、なんとこのウェブサイト管理人M氏が、北海道からかけつけてくれました!お店には出演者の写真がずらり。ランディ・ウェストンとむ〜らのマスターの写真を発見。

インスト1曲目はランディの「ハイ・フライ」にきまり。ベニー・パウエル氏ともよくやった曲でした。エレーナさんとのライブはいつも楽しいのですが、最終日だったし、この楽しい時間がずっと続くといいなぁ〜と思いながら弾いてました。エレーナさん、スイングしてたね〜。



小さなスペースで超満員、お客さんとの一体感はすごい。マスターも奥様もめちゃくちゃいい方で、ライブ後に出してくださった茹で野菜がとてもおいしかった。
この日もピアニストの寺崎さんが来てくださっていて、あとでランディの上賀茂神社のライブの話とか聞けて楽しかったです。(ナイズ・ガイ、売れっ子なのわかる。)む〜らのマスターのレコード・コレクションはすごいから、ここで古いアルバムとか聴かせてもらうとすごく勉強になるって、週に3回ぐらい通ってはるそうな。ここにも熱心なジャズマニアが!
えらい、私も通いたい!かなちゃんが素敵な写真を撮ってくださいました。

今回は3カ所のみでしたが、私にとってとても意味深いツアーとなりました。
みなさん、どうもありがとう。そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

愛川 由香