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ルーマニア・コンサートReport3

posted Posted:'12.06.18 (Mon)


ルーマニア・コンサート
日時:6月7日(木)
Universitatea Nationala de Muzica, Bucharest, Romania(ブカレスト国立音楽大学オペラホール)

時差ぼけにライブの興奮も重なって眠れなかった。
からだをアップさせようとホテルのジムに行ったらさらに疲れてしまった。

この日は音楽大学の生徒さんも聴きにくるとのことでへたに弾いたらやばい。とは思ったものの、やはり脳みそがうまく働かない。おまけにドラマーが昨日とは変わるそうだ。

大学に着くとあちこちからクラシック・ピアノの音や、歌の声が聞こえる。音大の雰囲気がなつかしく思い出される。
そうそう、こんな雰囲気だった。オペラホールに入ってみるとステージの前にオーケストラピットの大きなスペース。
しかも下をのぞくと落ちそうでこわい。だれかここ閉じてください、という感じ(笑)。


ピアノは日本のカワイだった。実家にあるのと同じで親しみがわく。曲順を考える。が、脳が全然働かない。
My brain is dead today. ソレアーヌさんが笑う。

またA Trainを1曲目にやる?ソレアーヌさんが聞いたけど、「悪いけど今日はA Trainを弾く気分じゃない」と私。
I knowとソレアーヌさん。最後まで迷ったあげく、ジャズ勉強中の人が必ず練習する「All The Things You Are」に決めた。

この選択が間違いで、私はうまくソロが弾けなかった。はずかし。拍手してくれたけど。
学生さんにも飛び入りしてもらおうか?って聞いたんだけど、いや今日はやめよう、とのご返事。

きっと学生とジャムセッションしたらもっと盛り上がったんじゃないかな、と今でも私は思うのだけど・・・。
昨日と違うタイプのドラマーだったけど、こちらのほうが経験もありそうで、落ち着いていた気がする。



ソレアーヌさんはこの日ルーマニア・フォークダンスをクラリネットで演奏してくれた。
これが美しかった。彼は元々クラリネットから入ったそうだ。
さすが。この曲に関してはこの日が一番だった気がする。なんとかみんなのサポートを受けて無事終了。