ルーマニア・コンサートReport2

 Posted:'12.06.18 (Mon)

ルーマニア・コンサート
w/Cristian Soleanu (sax)・Mirecea Adrian Flautisti (bass)・Laurentiu Zmau (drums)
日時：6月6日(水)
Teatrul Act, Bucharest, Romania

初日のライブはラジオ局が共催ということで前日のリハーサル中にミニインタビューをうけた。
日本語でも苦手なのにさらに英語でわけのわからないことをしゃべってしまった。はずかし。

このアクトシアターは、午前中に散歩していたら偶然みつけたのだけど、見た瞬間に「新宿ピットイン」みたい、と思った。
ちょっとあやしげな雰囲気。午後から練習させてもらった。中に入ると素敵な空間。
ピアノはなんとスタインウェイではないか。嬉しい。気持ちよく弾ける。
よし、今日はローランド先生のPreludeとLush Lifeも弾いちゃおう。



一旦ホテルに戻って、着替えてから再び会場へ。今日の靴と衣装はスペシャル。
おかげさまで荷物はホテルに無事届いたのだけど（何度も何度もルチアナさんが問い合わせてくださったおかげ。ほんとに助かりました。）せっかくだからあれを着たい。

会場セットアップのあと「ドラマーが見えない」とピアノを少し動かしてもらう。
サウンドチェックをすると、今度は自分のピアノの音が聞こえにくい。これでは大きく弾こうと指や筋肉を痛めてしまう。
「私の音が聞こえない。モニターはないの？」と多少ナーバスになって言ってしまった。

ここはモニターがないということでベースアンプの音量を下げてもらった。楽屋でソレアーヌさん（sax)と曲順をきめる。
うまくバンドがきまるかなぁ。

今日の演奏はラジオで放送されてしまうのだから失敗はゆるされない。バンド全体で緊張感が高まる。
綱渡り状態のようなスリリングな場面もあったけど、その緊張感でかえって盛り上がったような気がする。



We made it!
ソレアーヌさんも喜んでそう言ってくれた。大好評のうちに初日が終わった。